順愛こども園 いのちの話

カテゴリー │いのちのお話

昨日 3月6日土曜日に順愛こども園に命のはなしをさせてもらいにお伺いしました。

毎年お話をいただき有り難い限りです。

例年ですと冬休み明け1週間後の土曜日に開催していましたが、コロナ禍である事で「冬休み明け1週間で
万が一の事があっては…」というこども園のご配慮で延期になり、何とか卒園前に…とこの3月になりました。

昨日は年長児とその保護者22組全員元気に参加してくださいました。

いのちがあるってどういうことかな?みんなの大切ないのちは誰からもらったんだろう?
年長さん達は正座の姿勢、真剣な眼差しで話を聴いてくれます。


お母さんのお腹にいる妊娠3ヶ月、5ヶ月、8ヶ月の頃の胎児人形を抱っこ体験する事で大きさ、重さを実感しました。






保護者の皆様も胎児人形を抱っこし妊娠期を思い出し、懐かしんで盛り上がっていました。

赤ちゃん誕生する紙芝居をききます。





その後年長さん達は生まれる体験をし、保護者さんは生まれてくる我が子をぎゅっと抱きしめ、生まれてきてくれたあの日を思い出してくれます。















みんなが生まれてからここまで大きくなるまでを
振り返り 最後にはことばのプレゼント交換をします。







これから、卒園して新しい世界に出発する子どもたちが、自分のいのち、家族のいのちやこれからまた新しく出会うお友達のいのちを大切に思ってくれ、保護者のみなさんが、子どもが生まれたときのことを思い出し、この先もお子さんに寄り添って過ごしてくださる事を願い、応援しています。

講座の依頼は、浜松市助産師会へ
https://www.midwife-shizuoka.or.jp/kojin/hamamatsu-city.php


 

中学3年生卒業前思春期講座

カテゴリー │助産師による思春期のお話

春めいた日差しが増えてきて、花粉症に悩まされる季節の到来ですね。
そして春といえば卒業&新生活のシーズンです。

3月5日、公立高校の入学試験を前日に終えた中学3年生を対象に、男女別に分かれた思春期講座を実施しました。

午前中に浜松市立篠原中学校さん、午後は磐田市立竜洋中学校さんにお伺いさせて頂きました。

男子は性感染症が知らず知らずに拡散してしまう怖さについて実験を通して体験します。
透明な水が入ったコップの水を、各自数回友人と交換し、そこに試薬を垂らすと、アレレ?赤色に変化。


綺麗な色水に喜んだのも束の間、それが性感染症の広がり方なんだよと解説するとビックリ⁉️

また男子ならではの身体の仕組みや心配事にも触れて、学校ではなかなか教わらないところまで深く食い込んでいきます。

女子は、月経との上手な付き合い方の一つとしてマンスリービクスを体験。

生理痛がある生徒さんがおおよそ7割ほどいましたので、今後の生活に役立ててもらえると嬉しいです。
また高校生活に向けて、男女交際について踏み込んだお話をさせて頂きました。

今後の人生を健康で豊かにしていくために、卒業前に正しい知識を持って、自分の心と身体を大切にする方法を知ってもらえたかと思います。

私たち助産師は、幸せな出産に立ち会う喜びを感じる一方で、望まない妊娠や性感染症で辛い思いをする患者さんに出会う仕事でもあります。
そういった経験を生かし思春期講座を行なっています。

講座のご依頼は 浜松市助産師会へ