「生を見つめた性教育」導入編
10月6日㈰に浜松市福祉交流会館に於いて浜松市助産師会主催の研修会が開催されました。
「生を見つめた性教育」というタイトルで、東京医療保健大学 医療保健学部 看護学科教授の渡曾睦子先生をお招きして大変有意義な研修となりました。
今回は導入編として、文部科学省が定める学習指導要領に準じた性教育を考える重要性や、正しい性教育を行った結果として人工妊娠中絶率が低下しただけでなく、地域がきれいに掃除され学生の服装が整ったこと、など大変興味深いお話しを聞くことができました。
また、将来健康的な思春期を迎えるためには、乳幼児が育つ過程で適切な親子関係を築くことが重要で、踏んでおくべき発達段階があることを再認識しました。性教育に直接携わらなくても、日々育児支援に関わる助産師として、親子関係の重要性を確認できました。
研修後半では、実際の性教育について大切なポイントをおさえて教えていただきました。
避妊や性感染症といった知識だけでなく、思春期のこころと上手に付き合い自分の体を大切にすることが、望まない妊娠や虐待といった不幸を防いでいくことにつながっていくことを今後の性教育で丁寧に伝えていきたいと感じました。
この研修会は今後、発展編として続き全3回で完了いたします。
次回は令和2年9月13日開催を予定しています。
今回参加いただけなかった方も参加可能ですので、多くのご参加をお待ちしています。
詳細・お申込みについては決まり次第お知らせいたします。
お問い合わせは
浜松市助産師会へ
関連記事