助産師による思春期のお話 高校1年生バージョン in大平台高校

カテゴリー │助産師による思春期のお話

いのちのお話 by 浜松市助産師会 のブログをご覧頂きありがとうございます。
浜松市助産師会では、助産師の視点から世代に合わせて「いのちのお話」「思春期のお話」をさせて頂いております。


7月5日(木)午後の授業時間を頂き、大平台高校(全日制)1年生160名前後の生徒さんへお話をさせて頂きました。
前半は、生徒さん全員に向けて、「思春期とはどういったものなのか?」といった体の変化や心の変化を中心にお伝えしました。
体の変化としては、身体的には妊娠も可能となりつつある年齢だからこそ、妊娠や出産・避妊とといった事の基礎的な知識をお伝えしたり、胎児人形を抱っこしてもらうことで実際の赤ちゃんをイメージしてもらったりしました。

助産師による思春期のお話 高校1年生バージョン in大平台高校


胎児人形は、妊娠3か月から10か月までの4体を順々に抱っこして頂いたのですが・・・高校生のみなさんの発想がすごい!と一緒に講座に入ってくださった先生と改めて実感。
より、自分がイメージしやすいように身の回りにあるものと赤ちゃんの大きさを比較します。

助産師による思春期のお話 高校1年生バージョン in大平台高校

助産師による思春期のお話 高校1年生バージョン in大平台高校

抱き方も、多くの生徒さんがいのちの重みを感じてくれていたのか「結構しっかり重さがある」と大事に抱っこしてくれました。
助産師による思春期のお話 高校1年生バージョン in大平台高校



高校1年生という大人への入り口に差し掛かっている年代だからこそ、現実的な話も、なるべく分かりやすい方法でお伝えせて頂きます。


後半は、敢えて、男女別々で講座を実施しました。


男子生徒さんは、性感染症がどのように広がるのかシュミレーションで体験し、自分自身の体の変化をより具体的に理解してもらうための知識をお伝えさせて頂きました。

女子生徒さんは、妊娠ということをより自分の事として受け止めてもらい、自分の将来や夢を考えた上でどのように妊娠を位置付けていくのか、また、よりリアルに「こんな風に誘われたらどんな風に答える?」といったコミュニケーションスキルや交渉力についてのグループワークをして頂きました。


どの生徒さんも真剣に聞きいてくださり、笑いもありつつ、でもリアルな話し合いもあり・・・少しでも自分の事として考えてくださった時間になったのではないかなと思っています。


人は、耳から聞いた情報の97%は忘れてしまうと言われています。
でも、3%は残るんだと思うと、その3%にどのような情報が残ってもいいように真剣にお伝えさせて頂きました。


心を込めてお伝えしたかった内容・・・
それは、正しい知識を知って身につけることが自分にとって有益なことであること
そして、自分自身の心身や未来・夢だけでなく、パートナーの心身や未来・夢を大事にしてほしい、また今現在の現実も大事にしてほしい・・・
あなたは価値のある人であり、大事にされるべき人であること・・・
「みなさんの人生に幸せの花が咲き続けますように」との思いを込めさせて頂きました。


講座を聞いてくださった生徒のみなさん、先生方・・・本当にありがとうございました。
生徒さんみなさんに幸多き人生を・・・そして、いつか素敵なパートナーの方に巡り合い、笑顔に花咲かせている生徒さん達に会えることを、切に願っています。


最後まで御閲覧いただき、誠にありがとうございました。


お問い合わせは 浜松市助産師会 へ


浜松大平台高校ホームページ
http://www.edu.pref.shizuoka.jp/hamamatsuohiradai-h/home.nsf/SearchMainView/73CB4F2072630F1E4925842E00251A4E?OpenDocument



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